三日月 あのね 三日月が好きになったの 独り疲れて歩く頃 西の空へと帰る君 細めた目のようにしなやかで にんまり笑う 口のようで あるいは優しい眉のようで それでもどこか寂しげで それでも白く明るくて そんな三日月が好きになったの そんな三日月に優しくなれるの (C) 2010 Yuuhi