陽の唄


花降る街に注ぐ 空の彼方から

誰もが優しさを忘れぬように

夢はまだ 陽炎のように揺らぐけど

思うままに 飛んで行け




ずっとずっと高く もっともっと高く

城よりも塔よりも 遥かな世界

時には優しくて 時には厳しくて

まるで誰かのよう



見えないよ何も 閉じた瞳じゃ

ほら 真っ直ぐに顔を上げて

何度でも甦る そのいのち守るためならば



花降る街に注ぐ 空の彼方から

誰もが優しさを忘れぬように

夢はまだ 陽炎のように揺らぐけど

思うままに 飛んで行け




ずっとずっと遠く もっともっと遠く

それでもすぐ傍に 僕はいるからね

「時が止まるように」 その祈りはステキ

壊させたくないよ



仕方ない社会適応者おとなにはなりたくないよね

今のこの気持ちを忘れない

睨む目は逸らさない 例えこの身が裂かれたとしても



希望を捨てないで 夜明けは来るから

春の息吹に抱かれる日のために

澱み沈んだ世界 走り続けよう

自分だけの この脚で




運命プログラムなんて欲しくないから

それでも 生きていたいから



花降る街に注ぐ 空の彼方から

誰もが優しさを忘れぬように

夢はまだ 陽炎のように揺らぐけど

思うままに 飛んで行け



希望を捨てないで 夜明けは来るから

春の息吹に抱かれる日のために

澱み沈んだ世界 走り続けよう

自分だけの この脚で



夢はまだ 陽炎のように揺らぐけど

思うままに 飛んで行け


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